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2004/11/13

まさか、自分が…

クイック投稿 | blogサービス[ココログ]:@nifty

この数日間、自分はどうしてしまったんだろうと思った。
昨年の4月にカウンセリングの勉強を始めた時、40歳になる頃には何かしらのカタチで仕事としてのカウンセリング活動を始めようと、自分の中で漠然とだけれど目標を立てていた。
途中、何度も落ち込みはしたけれど、とてもゆっくりでマイペースだったけれど、小さな目標をひとつひとつクリアしてきた。
同期の仲間や後輩たちにどんどん追い越されていっても、「人は人、自分は自分」と思って、のんびりとやってきた。

それがなぜ、ここへきて急に焦り出したのか。
一つには来週末に迫った産業カウンセラーの学科試験への不安があった。そして、もう一つは心理カウンセリングの初級レベルチェック。今年の春からトライし続けて、先月末4度目の駄目出しをいただいた。悔しさと勢いで、その場で次回のエントリーをしてしまったのだが、結果的にこれが自分で自分の首を絞めることになってしまった。

初級レベルチェックというのは、心理カウンセリングの実技の力量をみるもので、仲間の研修生や先生が見守る中で10分間の個人カウンセリングのロールプレイをするもの。初級カウンセラーになると、講座のサポートに入ったり、外部へ派遣されるスタッフに同行したりといった研修活動に参加することが出来たり、仕事をもらえたりもする。それだけに、初級の壁は結構厚い。でも、今まで見ていると、3〜4回目で合格する人が多かった。私は次回で5回目。ここらが正念場。3回目と4回目の時は、結構いい感じだったのに、あと一歩のところでダメ出しをもらってしまったので、次こそは、というプレッシャーはかなりあった。その5回目の挑戦を金曜日にするはずだったのだけれど…。

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火曜日。19時から研修があったのだが、夕方まで色々な作業やメールの返信などにおわれて、支度が遅くなり、明らかに遅刻する時間になってしまった。前回だったかその前だったか忘れたが、5分ほど遅れて入室したら、たまたま人数の少ない日で、既に3人ずつのグループに分かれたところだったのだけれど、私が来たものだから、そこでまた2人組に組み直すというご迷惑をお掛けしてしまったので、また遅刻するのはかなり体裁が悪かった。それでつい、体調が悪くて休むと、嘘の電話を入れてしまった。

そして、水曜日。この日も19時から講座に出るはずだった。前日と違ってセラピー的な内容のものだから、大分気が楽なはずだった。けれど、またしても支度が遅れて、少なくても数分の遅刻は確実となった。でも、昨日も休んでしまったし、今日は行かなくちゃと、とりあえず地下鉄に乗った。すると、山手線の乗換駅で降りる間際、突然涙が出てきた。ヘンだ。どうしたんだろう。
不安を感じながらも、山手線に乗った。学校のある駅で降りた。しかし、19時は過ぎていた。急に緊張が走った。学校に電話は入れていない。遅刻すれば迷惑をかけるし、非常に体裁が悪い。どうしよう。悩みつつも、どうにか改札を出た。けれど、どうしても学校のある方向へ歩いていけない。足が動かない訳ではなかった。けれど、どうしても遅れていく勇気が持てなくて、駅の近くのデパートをぐるっと一周しただけで、今来た道をまた引き返してしまった。情けなかった。

木曜日。動揺が続いていた。このままでは到底、明日のレベルチェックなど受けられない。さっさと合格を決めて、来週の試験のための勉強を始めなくちゃいけなかったのに。学校に行くのが怖いだなんて、39にもなって何情けないこと言ってるんだろう。ああ、惨めだ。すごく惨めだ。そんなことばかり考えていたら、後から後から涙が溢れてきて、止まらなくなってしまった。学校に電話を入れようにも、しゃくりあげてしまってまともに話も出来ない。仕方がないので、メールでキャンセルの連絡をした。昨日は無断欠席。そしてレベルチェックを前日にドタキャン。ああ、ますます学校に行き辛くなるな…。カウンセラーになろうって人が、こんなことでいいのか?ああ、ダメだ。どんどん自信がなくなっていく。こらえきれずに、また号泣した。

木曜の午後。知人にメールでSOSを発信した。忙しいのに、迷惑だろうなと思ったけれど、もう、そうでもしないと崩壊してしまいそうだった。チャットにも状況や心境を書き込んだ。書くことで気持ちを落ち着かせようと思ったのかもしれない。しばらくして、メールやチャットに沢山の優しい言葉が返ってきた。嬉しかった。嬉しくて、また思い切り泣いた。一日中泣いていたので、まぶたがはれ上がって“お岩さん”みたいになってしまったけど、言葉のひとつひとつが心にしみて、少しずつ気持ちが楽になっていった。それにしても、極限状態で掛けて貰う勇気付けの言葉にこれほどまで救われるとは…。やはり、メールカウンセリングは有効な手段だなと、改めて思った。少し落ち着きを取り戻して、数時間眠った。あまりひどいようならクリニックへ行こう。そう思って、ネットで近くの心療内科を探した。

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金曜日。遅めに起きて、のんびりテレビを見ながら朝食を食べた。偶然、ストレスを溜め込んで心療内科へ掛かる人の特集をやっていた。クライエントに向って先生が「今まで大変だったでしょ。よく頑張りましたね」と言葉を掛けているのを観て、まるで自分が言われたみたいに泣けてしまった。この数日間、あれもやらねば、これもやらねばと、気持ちが張り詰めていたのかもしれない。でも、昨日と違って、いつまでもめそめそすることなく、すぐに復活出来た。するとそこへ、実家の母から電話が掛かってきた。相変わらず自分の話を一方的に話し捲くる母だったが、気がつけば私も「うん。うんうん。う〜ん。そ〜なんだぁ…」と、しっかりカウンセラーモードで応対していた。おお!ちゃんと出来るじゃん!何だか、少し自信が戻ってきた気がする。

しっかり寝て、ご飯もちゃんと食べたら、大分気分もすっきりしてきた。来週の試験は、受かれば儲けもの。落ちたら、また来年受ければいいさ。レベルチェックも、そのうちいつかは受かるだろう。別に、5回目で必ず受からなきゃいけない訳じゃない。受かるまで、何度でも受けりゃいいじゃないか。春までに仕事を始める目途が立たなくても、少々遅れたって、まあ、いいじゃん。
うん。ようやく復活したね。やっぱり、睡眠と食事は大事だな。おっと。それと休養ね。疲れたら何もしないで兎に角休む。これに限るね。

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気がつけば、もう土曜日。今週はどっぷり落ち込んだり、また復活したり、随分浮き沈みの激しい日々だった。ドクターじゃないから断言は出来ないけれど、今回のことって、ストレスから来る鬱状態や、睡眠不足のために自律神経のバランスが崩れたのが大きな原因だろうけれど、それに加えて、遅刻というトラウマが引き起こした不安神経症的なものもあったんじゃないかと思う。

私は11年近く勤めていた会社を、数年前に辞めた。辞める少し前、それまで何年も任されていた経理や会計の仕事を突然新人のコの業務と交代させられた。屈辱だった。多分、私が辞めたくな驍謔、に、「アイツから金庫を取り上げてしまえ」と、上から仕向けられたことだろう。私にはそうされても文句を言えない理由があった。それまでずっと、ほぼ毎日のように遅刻を繰り返していたから。「遅れます」と毎日毎日電話を入れるのは、正直いって体裁が悪かった。決して朝起きられない訳でもなかったけれど、遅れるとわかっていても、なぜかギリギリになるまで支度が出来なかった。遅刻のせいで仕事を取り上げられ、やる気をそがれて辞めるに至った訳だけれど、結局は自分でまいた種。でも、もしかしたら、そうなることを無意識に望んでいたのかもしれない。数年間、いつ辞めようかと、ずっと迷っていた。でも、自分から「辞めます」とは言い出せず、辞めるきっかけがほしくて、毎日遅れていったのかもしれない。

辞めたときは、もう会社に行かなくていいんだと、ほっとした。けれど、私の中に、「遅刻=仕事を奪われた惨めさ=自信喪失」という嫌な記憶が根付いてしまった。だから、遅刻には敏感になってしまって、学校には絶対遅れないように、「乗換案内」などで電車の時間を調べたりして、なんとか遅れずに行っていた。それでも、何度か数分遅れて入室したことはあった。でも、大概は出席をとる前だったり、ほとんど差し支えはなかったのだが、前々回くらいの研修のときに、思いっきり迷惑をかけ、この時から遅刻が恐怖になった気がする。会社にいたときも、電話を入れるのがイヤで、何回かに1度は仮病を使って休んだ。そのうち、仮病ではなく、本当に朝になると調子が悪くなり、休みの電話を入れた途端に回復するという状態になった。


休みの電話を入れた途端、嘘みたいに元気になる。これって、典型的な自律神経失調症のパターンじゃないか?会社にいた頃の事を、更に深く思い出してみる。そう。あの当時、自分は経理をやっていたけれど、簿記の資格を持っていた訳ではなく、先輩から引き継いで、仕方なくやっていた。商業簿記の講習に行き、試験も受けたけれど、見事失敗。その後、建設業経理事務士の試験に挑戦するも、これも落とす。数字は、昔からキライだった。毎日、イヤだな、早く抜けたいと、ずっと思っていたような気がする。やはり、ストレスになっていたのだろうか。先日、学校を休んだ時、急にこの頃の事を思い出した。遅刻というキーワードが、封印を解いたみたいに。

やめた。考えていくときりがない。また落ち込んでしまいそうだから、今日のところは、これ以上原因を探るのは止めておこう。今は自分を追い詰めないで、あれこれ考えず、作業も一時中断。落ち着いたら、ゆっくり再開すればいいや。焦っても、ろくなことないし。これ読んでる人がどれくらいいるかわからないけれど、何となく、自分を追い込んじゃってるなと思ったら、一旦足を止めて、休んでね。本当に信じられないだろうけど、こういうことって誰にでも起こり得ることだから。自他共に認める超マイペースの私でも、突然こんな風になるんだから。「あれもしなければ、これもしなければ」とか、「〜ねばならない」という言葉ばかり口にしたり思ったりするようになったら、要注意。誰かに話を聴いてもらったり、食事や睡眠を十分にとって、ゆっくり休みましょう。それでもダメなときは、迷わずクリニックへ行きましょう。元気になったら、また続きを始めればいいんだから。

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コメント

作業中断ですか・・・俺も中断したいんですけど、どうしても考えてしまう。ブログにウダウダと書く事自体、なにか考えこんでしまってるのかもしれないです・・。

投稿: はまじ | 2004/11/15 13:58

コメントありがとうございます。作業中断と書いたのは、パニックを起こす直前までやっていた試験勉強や、ライブのための準備(オリジナル曲の歌入れ作業)などの事なのですよ。
ブログに書くのは、自分の場合は気持ちが落ち着いてきたときに、何でパニクってしまったのか原因を考えてみたり、気持ちの整理をするのに書いていることが多いかな。

この前偶然みたテレビでドクターが言っていたけれど、ストレスから摂食障害や鬱になったとき、特に鬱の場合はきちんとお薬を飲めば症状は改善するものなのだけれど、ストレスの原因から離れないと、どんなにお薬を飲んでも良くならないのだとか。私の場合、テストのことやライブの準備を一旦止めてひたすら眠ってたら回復してきた。つまり、それらのことがストレスの原因だった訳だけれど、はまじさんの場合は、何がストレスになっているのか考えると…辛いね。でも、中途半端に接しているのは、もっと辛いんじゃないかな。

投稿: 流衣 | 2004/11/16 00:40

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