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2004/11/06

流浪の民(1)〜いとしの表参道〜

結婚してから2年くらい、私は表参道で暮らしていました。
表参道に住んでいたなんていうと聞こえがいいけれど、億ションでも高級住宅でもない、昭和初期からあったような古めかしい社宅住まいでしたので、違う意味ですごかったです。

きちんとリフォームされていたので、築年数の割にはきれいな部屋でしたけれど、何がすごいって、畳の上をヤモリが歩いているのを発見したときほど驚いたことはありませんでしたね(^^;
まあ、初めて一人暮らしをした世田谷のアパートの窓にもヤモリが張り付いていたことがあったので、見たことがなかったわけではないけれど、そのときは部屋の外でしたからねえ。さすがに家の中で、しかも寝室で遭遇してしまったものだから、それはそれは驚きましたわ。

ダンナに至ってはヤモリというものの存在自体を知らなかったので、もう、大パニック。
「○△◇×☆〜!!」(←言葉にならない声だと思ってください…笑)
トカゲのちっちゃいのというか、手足の生えかけたおたまじゃくしみたいなのというか、決して凶暴な生き物ではないし、よく見るとユーモラスで案外可愛いのだけれど、寝ているときに顔の上をペタペタ歩かれでもしたらどうしようかと想像すると、あまり気持ちのよいものではないかもしれませんよね。

そんな、ヤモリが出るようなすごい社宅でしたけれど、もう少しきれいな所だったら、もう少しそこで暮らしたかったなと、つくづく思います。表参道の好きなところは、あの美しい並木とゆったり広めの歩道。そして、ちょっと歩けば美味しい料理の店がそこここにあったこと。でも、それにも増して好きだったのが「青山ブックセンター」でした。
少し前に、この大きな本屋さんは一度店をたたんでしまいました。けれど、ほどなく再開してくれて、きっと大勢の人が喜んだことでしょう。

一昨日、美容院の帰りに、久々にこの本屋さんへ立ち寄ってみました。
相変わらずの個性的な品揃えと種類の多さ、スペースの広さに、しばし時間を忘れて浸ってしまいました。
そして、気がつけば大量の本を手にして、レジに並んでおりました。まだ読んでいない本が家にたくさんあるにも拘らず…(^^ゞ

ずっしりとした紙袋は、本の重さに負けないように二重にしてくれてありました。こんな店員さんのさりげない気遣いも、この店が大好きな理由の一つです。よくみると、紙袋の中に小さな冊子が入っていました。それは、この店の再開を喜ぶ大勢の作家さんたちのエッセイが綴られたものだったのです。有名なあの人もこの人も、自分と同じ様にワクワクドキドキしながらエスカレーターを下ってこの店に通っていたんだと思ったら、ちょっぴり幸せな気分になりました。246から少し引っ込んだビルの奥下にあるこの素敵な異次元空間的本屋さん。まだ行かれたことのない方は、ぜひ一度訪ねてみてください。きっと大好きな場所になりますよ。

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